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アメリカ流の挨拶、それにまつわる英語表現

 

From:リサ

挨拶の仕方が国によって違うのは知識としては知っていても、なかなか実感しづらいものですね。ついうっかり、お辞儀を外国人相手にしてしまい、びっくりされたことはありませんでしたか?

もちろん、からだを前に倒すお辞儀は、日本人独特の挨拶ジェスチャーです。

欧米などの世界的な基準でよくされるのは、握手、ハグ、エアキスなど。一般的に後者になるほど親密度は増しますが、その境目の基準は、国によっても地域によっても、あるいは個人によっても、かなりバラつきがあります。

私はアメリカに住んでいたので、とりあえずアメリカでのお話をします。

まず、握手は最も無難な挨拶です。ビジネスシーンを思い浮かべるかもしれませんが、必ずしもそうではなく、初対面の人となら、プライベートでもすることがよくあります。基本は強すぎず弱すぎず、軽く2回力を込めます。この時に最も大切なのが、相手の目を見ながら、もしくは、最低でも顔を見ながらすること。そして笑顔ですること。間違ってもうつむいてすると、とんでもなく変になってしまいます。

そして、その次がハグですが、これを初対面でする人もいますが、たいていは二度目以降に会った人、もしくは親しい人にするのが一般的です。また、会ったときよりも別れのときにすることのほうが、どちらかというと多いかもしれません。

ハグのジェスチャーの大きさや時間は、そのまま気持ちの強さの現われになります。感謝や歓迎の意、共感や憐憫の気持ち、また久し振りに会った、もしくはこれから長期間会うことがないなど、時間的な要素も加わります。

それから、そのハグの、いわばさらなる強調版が「エアキス」がセットになったものです。

エアキスとは、ハグをしたときに近づいた相手の頬にキスをするのに、唇を押し当てるというよりは、軽く触れて、その時に「キスをしました」の合図として、チュッと音を意図的に立てるものです。両頬にする場合もありますし、片方の頬にのみする場合もあります。(余談ですが、私はこの音が出せるようになるのに、かなり練習しました・笑)

これを、どのくらいの親しい人との間で行うかは、かなり個人差があります。またその時の状況にもより、特別なシーンほどされやすくなります。また、とても親しい間柄で、いつもなら「いってきます」などの軽い挨拶ですらキスをするところを、距離が離れていたり時間がないなどの理由でできないときに、ジェスチャーとしてエアキスのみ送る場合もあります。あるいは電話などで音を送って、キス代わりにすることもあります。

注意点と言えば、握手にしてもハグであっても、特に異性とする場合はあまりゆっくりし過ぎないことでしょうか。ともかく、さらっと一定の速度でしますが、あまり速すぎるといやいやしているように感じられてしまうこともあるので、なかなか加減が難しいところです。

コツを掴むには、実際にやってみることが一番ですが、海外ドラマや映画、あるいはバラエティーショーなどで頻繁に見られますので、そういったものを参考にして雰囲気を知るのも良いかもしれません。

余禄:握手やハグをするときによくいっしょに使われる英語表現です;
《会ったとき》
Hi! +
Nice to meet you “会えて嬉しいです” (初対面の時だけ)
How are you doing? “どうしてましたか?” (会ったのが2回目以降の時)

《別れるとき》
(It’s) Nice meeting you. “会えてよかったです”
Talk to you soon (, ok?) “また近いうち話しましょう”
Catch you later. “また会いましょう・また連絡します”(親しい人や、ビジネスでもこれから頻繁に連絡する人に)

《長期間会わない場合》
Good luck! “ご多幸を・がんばってね!”
Contact me when you come back here. “こっちに来たら知らせてね”
Have a safe trip (back) home “お気をつけてお帰り下さい” (長旅などをして帰宅する人に、より丁寧に)
※おまけ (徒歩や車などでほどなく帰宅する人に軽く言う場合は)
Safe home!

リサ

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スタッフリサ
在米経験7年の、英語翻訳者兼ライター。Ebayをはじめとするオンラインの英語のやり取りから始まって、マンガ等のサブカル的な部分から英語に触れていったという珍しい経歴の持ち主。未知の分野の英語の調査能力に非凡なものを持つため、新しいウェブサービスの英語などをスピーディに読み解くことができるため活躍の場が広がっている。

 

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米国のクリスマス~新年ってどんな感じなの?

 

From:リサ

クリスマスは誰もが知るビッグ・デーとはいえ、日本では国民の祝日に指定されているわけでもなく、どちらかというとバレンタインデーに近いイメージで扱われているような気がします。

本来はクリスチャンのためのキリスト教行事なので、キリスト教国でなく、クリスチャンの少ない日本ではしょうがないのかもしれませんが、24日までに一斉に販売されるケーキ、恋人同士がプレゼントを贈りあうロマンティックなイメージという時間とは、全然違うのは事実です。キリスト教圏では、ひとつの楽しい行事という以上のものだということは知っておいて損はないでしょう。(実は、良く見かける、イチゴと生クリームにマジパンサンタともみの木飾りの、定番のケーキも、日本生まれだということを、ご存知でしたか?)

実際、アメリカを含むほとんどの国では、国教がキリスト教であってもそうでなくとも、大概は年で最も大切な日として国の祝日であることはもちろん、ほとんどのお店もレストランもクローズして厳かで静かな雰囲気となり、日本でいうところの元旦のような日になります。

また本当のクリスマス当日は25日ですので、24日のクリスマス・イブ/Christmas eveは、日本のニューイヤー・イブ/New year eve(大晦日)と同じというわけです。

ですので、日本の大晦日を想像してみればお分かりと思いますが、アメリカでの24日は日本のようなワイワイ楽しむ風ではなく、むしろ、25日当日のクリスマスディナーのための下ごしらえをしたり、その材料の追加を買い行ったり、あるいはプレゼントの買い忘れや最後のバーゲンを狙ってストアに駆け込んだり(そのためモールの駐車場はいっぱいで、パーキングエリアの外も中も車の長い列です・・・。)、また25日は身内だけで過ごすため、身内でない親しい知り合いや付き合いがあった人で、まだプレゼントを渡してなかった人には、24日のギリギリ手渡しに行ったりします(ご存知のかもしれませんが、クリスマスプレゼントは家族からでも他人からもらったものも、包みのままクリスマスツリーの下に置いておいて、25日に開けるのが慣わしです)。

いわばそれはもう目の回るような忙しさで、てんてこまいです。ちなみに大人がこんな状態で小さな子供に手が回らないので、カチューンネットワークのような子供向け番組を放送するチャンネルでは、テレビ放映側も心得ていて、長時間そんな子供を飽きさせないような放送内容が組まれていたりします(笑)

こんなふうに、ほとんど日本の大晦日状態なのですが、違うところは「大掃除がないこと」です。

もちろん多少は掃除するにしても、飾り付けがメインで、日本ほど特別丁寧にはしません。ちなみにアメリカでの大掃除シーズンはむしろ春先で、この時に家じゅうを一気に掃除することで、室内やカーペット、寝具などにも風を通して冬にこもった湿気や埃を一掃します。また冬に生みつけられた虫の卵が孵ったり、冬眠から目覚めた虫や爬虫類が動き始めたり、たまった胞子からカビが生え始めたり、花粉や埃が舞い始める前なので、とても効果的なのと、この頃には気候もよくなっているのでとてもやりやすく、そして紫外線も強まってきた頃で、しかもまだそれほど暑くないので日光干しにも最適だったりと、ともかくアメリカらしく合理的だと思います。(このときの大掃除のことを特に、スプリングクリーニング/Spring clean/cleaning と呼びます。)

またそれ以外に違う点といえば、クリスマスをホームタウンにある実家のファミリー(家族と親類一同)と過ごす、あるいはバケーション旅行先で過ごす人などは、すでに早めに出発していますが、反対に仕事が忙しくて不運にも居残り組になった人たちは、この24日の午前中に会社が完全に年内終業するまで、仕事をしていたりします。

そんな忙しい職場では、その日の夕刻ごろから、あらためて職場内メンバーとその家族だけが集まってクリスマスパーティーをすることもあります。とはいえ通常、もっと時間に余裕がある職場や学校のクラスなどでは、それより1週間ぐらい前にはもう立食クリスマスパーティーを済ませて、家族と過ごすことがメインの本当のクリスマスに響かない配慮をしています。

そして25日当日はといえば、正に日本の元旦のように、静かでゆったりとした朝を迎えます。

起き抜けに、これもまた日本人が元旦に届いた年賀状を見るように、贈ってくれた人を思い浮かべながらクリスマスプレゼントを開けるのを楽しみ、そして午後以降に、サンクスギビングデーのときと同じように家族や親類でテーブルを囲み、ゆっくり食事と団欒をして過ごします。

また敬虔なクリスチャンなら、午前中は教会に行きミサに参加したり、キリスト教義とあいまって午後から教会や自身の家で貧しい人にクリスマス料理のご馳走を振る舞うこともあります。あるいは、その日までにクリスマスバスケットと呼ばれる、昔から伝わる本来のクリスマス用食料品を入れたバスケットを贈ることもあります。

クリスマス用の食品とは、冷蔵庫がなかった時代に作られていた保存できるご馳走のことで、例えば獣肉の塩漬けや燻製(ジャーキー)、ハムやソーセージ・チーズ類、アップルやパイナップルなどを輪切りにしてある大きめのドライフルーツ、そしてチョコレートやシュガーでコーティングされた丸かったり一口サイズになったお菓子などです。

これらは、食品を特別に保存加工する必要がなくなった現代でも、むしろクリスマスギフト用としてモールなどでも毎年、特別に設置された場所でクリスマス1ヶ月前ぐらいから販売されていたりします。

それから逆に大晦日や元旦の過ごし方ですが、クリスマスは家族との時間だった代わりに、大晦日はカウントダウンをするのに、年をまたいでの夜通しパーティーなどで友達や恋人と盛り上がったりします。

そして元日はその疲れを癒すため、また年最大のホリデーシーズンがついに終わって、次の日からの仕事に備えるワンクッションのような日で(海外では日本のような3が日や松の内はなく、元日/New year day のみ祝日、2日はもう平日です。)、日常の生活へと気分と生活を切り替えるために、家でただひたすらリラックスして過ごします。

意外と知っているようで知らない、向こう側のクリスマスの様子でした。

リサ

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スタッフリサ
在米経験7年の、英語翻訳者兼ライター。Ebayをはじめとするオンラインの英語のやり取りから始まって、マンガ等のサブカル的な部分から英語に触れていったという珍しい経歴の持ち主。未知の分野の英語の調査能力に非凡なものを持つため、新しいウェブサービスの英語などをスピーディに読み解くことができるため活躍の場が広がっている。

 

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