最近、動画配信サービスでたまたま「機動戦士ガンダム」を視聴できることを知り、見始めました。初代のガンダムです。
当時リアルタイムでは私は小学校低学年でした。
今回数十年ぶりに観たのですが、これがとても面白い。戦争というもののリアリティや、アムロをはじめとする登場人物の葛藤や勇気、それぞれの人間関係、「これが子供向けアニメとして放映されていたのか!」というほどの深い中身で引き込まれました。
当時は小学生なわけですから、中身に込められたテーマ等深いものは理解できるわけがありません。ただ、ロボット(モビルスーツ)がカッコいいなと思っておもちゃ屋さんにガンプラ(ガンダムシリーズのプラモデル)を買いに日々走っていただけでした。
当時もいまも、見たのは同じガンダムです。けれど、受け取れるものが全然違う。
こういうことはいろんな場面で起こります。つまり同じコンテンツであっても、自分の時間や状態、ステージが変わることで受け取り方が全然違ってくるということ。
なので、もし何かに行き詰まったり、アイデアが出ないといったようなときには、「自分が過去に触れたことのあるコンテンツ」にもう一度触れてみる、というのが解決策になりえます。
別にアニメでなくても構いません。小説でも映画でも、ビジネス書でもいいでしょう。過去の自分の日記とか、メモ書きでもいいかもしれません。
大切なのは、そのコンテンツと「新しい出会い」を果たすことなのです。
それがあたかも、タイムマシーンに乗ったかのように、時間を超えてあなたを助けてくれます。
参考記事:
大切なのは決して現在の時間だけではありません。
あなたがこれまでに積み上げてきた、何の気ない過去の時間もまた、あなたのことを助けてくれる強い味方であることを、知っておくといいでしょう。