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風に吹かれて・・・

たまたま子供と一緒にテレビを見ていたら、ミュージシャンでありながらノーベル文学賞を受賞したボブディランの代表曲「風に吹かれて(Blowin’ In The Wind)」が流れていました。

 

私(西沢)は少し古い時代のものが好きなのでこの曲も高校生くらいの頃から知っていて、好きな曲です。英語の勉強も兼ねてよく口ずさんできました。

(ちなみに、同時代のPPM(ピーター、ポール&マリー)の曲はほぼ全部の歌詞を記憶していたりします。笑)


この「風に吹かれて」は、時代背景的には反戦ソングだと言われることが多いですが、私は、人生というもの、世界というものに決まった答えが無く、それぞれが生きる上で自分で答えを見出していくものなんだ、という意味合いだと最近では思うようになりました。

 

一人前と言われるまで、どれだけの道を歩まなければならないのか?

空が見えるまで、何度上を向かなければいけないのだろう?

 

そんな様々な形での人生の苦しみや世の中の矛盾のメタファーを語り、そのうえで、全ての問いかけに対して、
こう繰り返されます。

 

The answer, my friend, is blowin’ in the wind
The answer is blowin’in the wind

(友よ、答えは風の中に吹かれている
答えは風の中に舞っている)

 

これはつまり、
どこか外の決まった場所に答えがあるものじゃないんだ、と言っているのだと思います。

人がそれぞれ生きる上で、自分の「外側」に用意された答えではなく、「自らの中」で考えて、答えを創り見つけなければならない。

 

言い換えるなら、そういうことを

「考える力」

と、言うのが生きる上で最も大切な能力なのでしょう。

英語などについての、一定以上のスキルの習得も、同じです。

 

自らで「考える力」があるかどうか、
最低でも「考えよう」とするかどうか。

それによって、明日が変わってきます。

 

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金の斧か鉄の斧か?

 

おはようございます。

少し体調を崩していた子供たちも調子を取り戻し、ほぼ毎日の日課である「絵本タイム」も復活しました。

子供部屋にある大きい書棚から息子(3歳)娘(1歳10か月)、それぞれ気になる本を引っ張り出してきます。

 

揃えてある本は、子供たちの年齢だけに合致したものではなく、少し上の年齢向けのものがあったり、あるいは私自身の幼少期に
思い出があって同じものを知ってほしいというラインナップもあります。

ここ数週間は、特に息子が「ノンタン」シリーズがお気に入りでそればっかり読んでいたのですがゆうべ初めて違うものに興味を示して持ってきました。

こういうのが「成長の片りん」なんだなあと思い少し感慨を覚えていましたが、こうして読んでほしい絵本を持ってくるということに
何か気づかされるものがあります。

 

もう長いことこの仕事をしていて、
よく聞かれるのが

 

「英語上達に役立つ洋書はどれですか」

「英語の勉強になる雑誌は?」

と、いうような質問です。

 

正直、これに対しては明確な1つの答えはないのです。

あえて言うならば、その人が関心を抱いている分野、面白いと思うジャンルについて書かれた洋書や英語のウェブサイトが最適、ということになるでしょう。

つまり「面白い」と思うものをやる、ということで、当然その中身は人によって違ってくるわけです。

 

先ほどの子供たちの話で言っても、彼らはそのときに「面白い、面白そう」と感じたものを読んでと持ってきます。将来のためとか国語力のためと親が買っておいた本を「忖度して」持ってきたりはしません。
でも、それでいいのです。

 

「面白い」と思えるコンテンツに触れることが、最高の成長手段なのですから。

 

もし、子供たちが「将来役立つから」「受験に良さそうだから」という視点で絵本を選んでいたら、それこそある種の気持ち悪さを感じてしまいますし(笑)、モチベーション的に続かないでしょう。

 

今の日本の英語学習の世界では、あまりにも「面白い」という要素が排除されてしまっています。

教材にせよ、英語の本にせよ、自分が「面白いかどうか」で決める視点がもっと大切になってきます。

童話の「金の斧」のお話では、金の斧を求めて池に沈む男は、金の斧が自分の将来に有益と考えてそれを指してしまったのでしょう。

対して、鉄の斧を選んだ主人公は、単に正直と言うだけでなく、「自分にピッタリ合う、没頭して楽しんで使いこなせる」のはどちらかという視点があったのだと思います。

 

将来役立つ、という打算ではなく、今の自分に面白いか、充実できそうか。

 

そんな視点を入れるだけで、英語の成果も大きく変わってきます。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
今日も良い1日になりますよう。

西沢知樹

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