ビジネス、起業、マーケティング(西沢知樹)」カテゴリーアーカイブ

めっちゃ給料が安いのは…?

起業ネタがウケがよかったのでその関係のお話をまたちょこっと書きます。たいてい、15~20年程前の第一次ネット起業ブーム?でビジネスをはじめた仲間に聞くと、最初は「小遣いが欲しかった」という動機だった人が結構多いです。私もまた、そうでした。父親の強い勧めで製造業の会社に就職していたもののご存じの通りメーカーというのは給与水準が低い。「こんな給料では将来どうなるかわかったもんじゃない」というのが最初の動機でした。給料が安い、というと悪いことばかりのように思えますし、私も当時そのまっただ中にいたときはそう思っていました。

一方で、ビジネスをスタートした頃、仲間の1人にスゴい人がいました。私より少し年上で、その時点ですでにとあるベンチャー企業の役員をしている人で、同じ関西と言うことで気があってよく話をしました。とても頭がよくアメリカの大学を卒業して英語にも堪能で、仲間内でも、彼がいちばん初めに上に躍り出るだろうとみんな思っていました。ところが、ある時を境に彼は急にビジネス活動をストップして心のバランスを崩してしまいました。

なぜかというと、起業する際に決められていた「条件」になかなか全然届かないので焦りやその他でバランスを崩してしまったようなのです。彼は結婚していたのですが、起業する際に奥さんから提示された条件が「辞める前の給料の額を上回ること」、そして、ベンチャーで役員をしていた彼は百数十万の月給をもらっていました。当然ハードルは高くなります。それが結果的に大きなプレッシャーになってしまったのかもしれません。

一方で、私の場合、非常に安い給料(笑)のため、その金額を超えることは彼に比べれば全然たやすいことだったのは言うまでもありません。まずはサラリーマン時代のレベルを越える、というのは確かに1つの通過点だと言えますが、そういう意味で私にはプレッシャーが低かった。言うなれば、給料が安かったことに今から思えば感謝すべきなのかもしれません。

実際、働いていて「自分の給料は満足だ」と思っている人などいないと思います。たいていは、自分の給料というものを安いと感じている人がほとんどでしょう。しかし、ひょっとしたらその安い給料は、何か新しいチャンスがめぐってきたときに、それに向かっていくパワーを増してくれる踏み台になってくれるかもしれないのです。お金以外の環境についても、またしかり。一見悪く見えることが、ステップアップさせてくれるキーなのだと思えば、何か良いことが起きるかもしれません。

西沢知樹

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吟遊詩人になった男。

少し古めかしいことが好きだったり知っているということで周りでは有名(?)になりつつある私ですが、音楽のジャンルでフォークソングと別に詳しい分野があります。それは南米の音楽・アルゼンチンタンゴです。俗にただ単に「タンゴ」と呼ばれますが、タンゴにもいろいろとあってアルゼンチンのものが本流で、「黒猫のタンゴ」とか「だんご3兄弟」などはタンゴのリズムを借用して作ったふつうの音楽と言うべきものだったりします。

話がそれましたが、アルゼンチンタンゴを好きになったのも、やはり少し高齢の両親からの影響でした。もともと昭和20年代くらいに全国的なブームがあったらしく、それ以降は、マイナーな音楽の1ジャンルとして今に至るまで静かにファンがい続けている状態ですが、東京に住んでいた20代の頃、遊びに上京してきた両親にぜひ生のアルゼンチンタンゴを聴かせてあげようと、六本木にあった古いアルゼンチンタンゴのライブレストランを探して連れて行きました。そこで出会ったユニークな店主さんのことが、今日のお話です。

その店主さんは、当時で50代後半くらいでしょうか、若い頃に自分の人生と夢を求めて海外を放浪していました。婚約者をふってまで海外に出て自分を見つめてみたかったそうです。食うや食わずで北米からメキシコをくぐり、ラテンアメリカを南下して、最南端のアルゼンチンにやってきました。

アルゼンチンのとある田舎町に1軒だけある酒場に入って強いお酒を飲んでいると、常連客たちがざわめきました。「パジャドール」というギターを抱えた吟遊詩人がやってきたのです。アルゼンチンでは、伝統的にこのパジャドールという人たちが馬にまたがって村から村を回り、即興で社会情勢や人の悩み相談などを歌にしてギターを弾きながら歌い、おひねりをもらってまた次の村へ旅だっていくという一種の情報源&カウンセラーの役割を果たしていたらしいのです。そして、そのパジャドールの姿を見た若き日の店主さんは、ビビッときました。

「これこそ、俺の求めていた生きる道だ!他のことはどうでもいいから俺はこうやって生きたい!」

そしてそのまま、スペイン語もろくには話せないのに、パジャドールを追っかけて「オレはあんたのようになりたい」と片言で話しかけました。すると彼は、パジャドール(吟遊詩人)になるには十分な知識と、皮肉やジョークまで言えるようなスペイン語の語学力、そして当然楽器ができることが必要だと言いました。それを聴き、店主氏の放浪生活は一瞬で終わりを告げました。すぐに日本に帰国して、ギターを学び、スペイン語を学び、1年後、自分がパジャドール(吟遊詩人)となるためにまたアルゼンチンに戻ったのです。その後の人生でも、日本でレストランをやりながら、アルゼンチンでの高名なイベントに招待されるなど、彼は本当に人生の一部を吟遊詩人(パジャドール)として生きたのでした。

こういう話を思い出すと、あらためて、強く感じざるを得ません。語学とかスキルというのはあくまで手段であること、そして、強烈な目的があれば、スキルや手段を身に着けることなど、たやすいことになってしまうんだなということです。そう思えば、日本でちょっとやっただけで英語ができないできないと嘆くことや、何も目的がないのになんとなく英語が出来るとか起業していた方がかっこいいから、ちょっとやってみようという状態が滑稽に思えてきます。実際のところ、いまの日本では起業しなくとも英語が出来なくとも毎日の生活には影響がないので、足下に火がついた状態になっていません。だからこそ、この店主氏の吟遊詩人(パジャドール)のような強烈な目的、ゴールとの出会いが重要になってくるのかもしれません。

あなたにとっての「パジャドール(吟遊詩人)」は何でしょうか?強さの度合いが今日のお話ほどのものでなくとも、まずはそれを探してみることが、達成への近道になるに違いないでしょう。

西沢知樹

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